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笹塚古墳(ささづかこふん)は、栃木県宇都宮市東谷町に存在する前方後円墳である。本項では、笹塚古墳を主墳とする東谷古墳群についても記載する。 == 概要 == 笹塚古墳は、全長100メートル、後円部の径63メートル、同高さ10.5メートル、前方部の幅48メートル、同高さ8.5メートルの栃木県内有数の大型前方後円墳である。墳の周縁部の形状から、盾形の周濠が廻らされていたと推定されている。後円部墳頂は削平されて薬師堂が祀られており、薬師堂南側には盗掘の跡が残るほか、墳丘上の遺物として円筒埴輪の破片が発見された。2006年(平成18年)には宇都宮市によって発掘調査が行われ、二重周濠と三段墳丘が確認されたほか、葺石を検出した。遺物としては、埴輪が出土している。墳丘形状から推定される築成年代は古墳時代中期の5世紀中期とされる。 出土品は以下のとおり。 * 円筒埴輪 * 朝顔形埴輪 1956年(昭和32年)6月30日、同じく市内の大塚古墳とともに栃木県指定史跡に登録されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「笹塚古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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