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笹 幸恵(ささ ゆきえ、1974年 - )は日本のジャーナリスト。 == 略歴 == 神奈川県生まれ。大妻女子大学短期大学部卒業。日本実業出版社・研修出版で編集記者勤務の後、2001年にフリーに。流通業のインタビュー記事のほか、ビジネス全般、大学業界などテーマに執筆活動を行う。近年は日本の近現代史をテーマにした執筆活動をおこなっている。 太平洋戦争について教師から教えられた授業内容に疑問を持ち、かつての戦場を自らの目で確かめるため、2005年1月に旧日本軍将兵と共にガダルカナル島を訪問。以後、太平洋各地の戦場だった地域を多数訪問している。 バターン死の行進について、フィリピンで行進のルートを4日間かけてたどり、「栄養失調気味の私ですら踏破できた」として、「日本軍による組織的残虐行為」との批判に疑問を呈する内容の寄稿を『文藝春秋』(2005年12月号)におこなった。これに対し、翌2006年1月、サイモン・ヴィーゼンタール・センターが、「歴史を誤って伝えるものだ」として、記事を掲載した文藝春秋に謝罪を要求した。体験者の元米軍捕虜は、「事実を著しく歪曲した非常に屈辱的な結論だ」と抗議文を公表。笹の主張についても、「水や食事をきちんととって歩いた彼女の行程は、当時の状況とかけ離れている」と批判した〔。後日、文藝春秋は抗議文を全文掲載した。 戦没者の遺骨収容にも取り組んでいる〔。ミクロネシア連邦トラック環礁で日本兵の遺骨がダイバーの見世物になっていることを危惧。ダイバーの良識以前に人間としての良識の問題とし、また沈船などからの遺骨の引き揚げを墓あばきとみなして許可しないミクロネシア連邦政府に対して、日本政府は粘り強く働きかけ、一刻も早く遺骨を引き揚げてほしいと述べている。 2008年、財団法人 特攻隊戦没者慰霊平和祈念協会理事に就任〔財団法人特攻隊戦没者慰霊平和祈念協会-役員紹介 〕。2009年1月には近現代史研究会(PandA会)を発足させる。 2010年、小林よしのり、堀辺正史、高森明勅、宮城能彦とともに「ゴー宣道場」を創設。創設師範となった〔ゴー宣ネット道場 - 師範紹介 〕。また、同年から始まった戦史検定の実行委員を務めている〔平成22年 靖国神社にて 笹幸恵 〕。 2012年に結婚した(高山正之の2012年12月8日の新しい歴史教科書をつくる会研修会での発言)。同年12月20日付の産経新聞の記事の中で、潰瘍性大腸炎(全国に11万人以上の患者がいる厚生労働省指定の難病〔潰瘍性大腸炎 (公費負担医療) 公益財団法人 難病医学研究財団 難病情報センター〕。主にストレスにより発症する。)の悪化で2007年9月12日に一度辞任した安倍首相について、「“腹痛”で政権を投げ出した安倍総裁、今度は大丈夫だろうか」と述べた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「笹幸恵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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