翻訳と辞書
Words near each other
・ 等比級数則
・ 等比重液
・ 等水素イオン法則
・ 等水素イオン濃度の原則
・ 等波神社
・ 等流
・ 等浸透圧
・ 等浸透液
・ 等深線
・ 等温
等温‐等圧集団
・ 等温効率
・ 等温反応器
・ 等温収着曲線
・ 等温変化
・ 等温定圧集団
・ 等温線
・ 等温過程
・ 等澍院
・ 等濃度点


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

等温‐等圧集団 : ウィキペディア日本語版
等温定圧集団[とうおんていあつしゅうだん]

等温定圧集団(とうおんていあつしゅうだん、)は、一定の温度T \,および一定の圧力P \,を維持する統計力学的集団である。粒子の数N \,も一定に保たれるため、NpT集団とも呼ばれる。化学反応は通常一定の圧力条件下で行われるため、この集団は化学において重要な役割を果たしている。分配関数は、正準集団Z(N, V, T) \,の分配関数の加重和として書くことができる。
:\Delta(N, P, T) = \int Z(N, V, T) \exp(-\beta PV ) C dV. \,\;
上式において、\beta=1/k_B T \, ((k_B \,ボルツマン定数)、V\,は系の容積である。
正規化因子C \, には複数の候補が存在する(例えば、C=N/V\, C=\beta P \, )。これらの選択肢により分配関数が無次元の量となる。、すなわち粒子数が無限大の極限において差は消失する。
この集団の特性関数はギブスの自由エネルギーである。
:G(N, P, T) = - k_B T \ln \Delta(N, P, T) \;\,
この熱力学ポテンシャルはヘルムホルツの自由エネルギーF\,(正準分配関数の対数)と結び付いている〔。
: G = F+PV. \;\,
== 脚注 ==




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「等温定圧集団」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.