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コンパートメント症候群[こんぱーとめんとしょうこうぐん]
コンパートメント症候群(コンパートメントしょうこうぐん、compartment syndrome)、または筋区画症候群(きんくかくしょうこうぐん)は、上肢または下肢のコンパートメント(筋区画)の内圧上昇により循環障害がおこり、筋や神経の機能障害が生じることをいう。 == 概要 == 上肢、下肢の筋、血管、神経は骨、筋膜、骨間膜に囲まれている。この構造をコンパートメント(compartment)あるいは筋区画と呼ぶ。例えば下腿には前部、外側、深後部、浅後部の4つのコンパートメントが、前腕には屈筋群、伸筋群、橈側伸筋群の3つのコンパートメントがある。何らかの原因でコンパートメント内の圧力が高まると、コンパートメント内の血管が圧迫されて循環障害が発生、筋や神経の機能障害がおきる。 急性型と慢性型があり、急性型の場合は筋や神経の組織が壊死して重大な障害を残すことがある。スポーツでは慢性型のコンパートメント症候群がみられることがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コンパートメント症候群」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Compartment syndrome 」があります。
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