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筑波鉄道キハ30形気動車 : ウィキペディア日本語版 | 関東鉄道キハ300形気動車[かんとうてつどうきは300がたきどうしゃ]
関東鉄道キハ300形気動車(かんとうてつどうキハ300がたきどうしゃ)は、関東鉄道に在籍する通勤型気動車である。1987年(昭和62年)から1992年(平成4年)にかけて、日本国有鉄道(国鉄)のキハ35系気動車を譲り受けたものである。 本項では、同系列のキハ350形およびキハ100形についても記述する。 == 登場の経緯 == それまでの常総線では、自社で新製された車両のほか、日本各地の鉄道から譲受した雑多な気動車が使用されており、一部からは「気動車の見本市」と評される程であったが、それらの車両は形式により車体長や扉数が異なるなど旅客取り扱い上問題を抱えていたほか、老朽化や機器の不統一によって車両の保守上も非効率な面が大きかった。 そこで、関東鉄道は日本国有鉄道清算事業団からキハ35系気動車を大量に購入し、同線の旧型車を一掃することとした。それによって登場したのがキハ300形(旧キハ30形)およびキハ350形(旧キハ35形・キハ36形)である。 また、国鉄キハ35系導入の背景には、1987年4月に廃止された傍系の筑波鉄道から移籍となった、旧国鉄のキハ30形 (301) の存在がある。全長20m級の3扉ロングシート車である同車は、常総線の輸送事情に合致した車両であった。さらに、同年の国鉄分割民営化によって国鉄清算事業団経由で同系車が安価かつ大量に調達できる状況であったことも、大量導入につながる要因となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「関東鉄道キハ300形気動車」の詳細全文を読む
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