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筑肥線[ちくひせん]
筑肥線(ちくひせん)は、福岡県福岡市西区の姪浜駅から佐賀県唐津市の唐津駅まで、および唐津市の山本駅から佐賀県伊万里市の伊万里駅までを結ぶ九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(幹線)である。 == 概要 == かつては福岡(博多駅) - 伊万里間の短絡線的性格を有し、唐津市街を通らないルートで直通する一本の路線だったが、1983年の部分電化に伴って一部区間の廃止や経路変更が生じ、唐津駅 - 山本駅間で分断された路線となった。現在の筑肥線は唐津線を介して連絡している。 伊万里駅では、かつてはその先の国鉄松浦線と接続しており、博多駅 - 長崎駅間を結んだ急行「平戸」など、筑肥線と松浦線を直通運転する列車もあったが、1988年に松浦線が第三セクターの松浦鉄道に転換されたことにより直通運転はなくなり、さらに2002年に伊万里駅の駅舎改築によって線路も分断された。 姪浜駅 - 唐津駅間は福岡市・唐津市双方への通勤・通学路線となっており、福岡市地下鉄空港線と相互直通運転を行うため、九州地方の国鉄(現在のJR九州)の路線としては、山陽本線の関門鉄道トンネル部に次いで直流電化された。同区間および同区間と直通運転をしている唐津線唐津駅 - 西唐津駅間は、JR九州内では唯一直流専用電車が運転されている。 また、姪浜駅 - 唐津駅間は唐津線唐津駅 - 西唐津駅間と合わせてIC乗車カード「SUGOCA」の利用エリアに含まれており、相互利用可能な「はやかけん」を採用している福岡市地下鉄線と通しで利用可能となっている。SUGOCA・はやかけんのほかに、これらと相互利用可能なnimoca・Suica・Kitaca・PASMO・manaca・TOICA・ICOCA・PiTaPaも利用できる。2011年3月5日にSUGOCAとTOICA・ICOCAの相互利用を開始した当初はTOICAとICOCAが「はやかけん」との相互利用を実施しておらず、筑肥線ではTOICA・ICOCAが利用不可能であったが、2013年3月23日の交通系ICカード全国相互利用開始に伴い、筑肥線のSUGOCAを導入している全ての駅でTOICA・ICOCAの利用が可能となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「筑肥線」の詳細全文を読む
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