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筒井功[つつい いさお] 筒井 功(つつい いさお、1944年 - )は日本の民俗研究者。 ==経歴== 高知県高知市出身。共同通信社で主に社会部に籍を置き、司法・事件担当記者として活動。1986年10月、42歳のとき退社しフリーとなる。その理由について「役人に取り入り、情報をもらう仕事が嫌で仕方なかった」〔わき道をゆく~魚住昭の誌上デモ 第二十四回 旅する先輩と 〕と語っている。 退社後はフリーライターや編集・校閲の仕事をしたが行き詰まり、47歳頃から千葉県柏市の魚市場で10年ほど働きつつ民俗研究をおこなう〔わき道をゆく~魚住昭の誌上デモ 第二十四回 旅する先輩と 〕。軽自動車で全国を回り、車中泊を続けながら、山窩など正史に登場しない非定住民の生態や民俗を調べている。 著書『サンカの起源』(2012年)の中で、山窩が傀儡子に起源をもつこと、朝鮮の被差別民の白丁に淵源することを主張。2013年、第20回旅の文化賞受賞〔「第20回旅の文化賞」表彰式・「第20回公募研究プロジェクト」採択発表式を開催 〕。 著書『猿まわし 被差別の民俗学』(2013年)の中では猿まわしの歴史 現代の猿まわしの故郷が山口県であること、戦国大名と猿飼い、「猿飼」の地名、「古代中世の資料にみる猿まわし」、「猿まわしの起源」、「猿まわしの系譜」、「なぜ差別されたか」などについて論じている。〔筒井功 『猿まわし 被差別の民俗学』 2013年 河出書房新社〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「筒井功」の詳細全文を読む
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