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管弦楽のための木挽歌[かんげんがくのためのこびきうた]
『管弦楽のための木挽歌』(かんげんがくのためのこびきうた)は、日本の作曲家小山清茂によって作曲された管弦楽曲。1957年に作曲、同年東京にて渡邉曉雄の指揮する日本フィルハーモニー交響楽団により初演。作曲者の代表曲の1つ。演奏時間は約11分。 主題と3つの変奏の計4つの部分から構成される一種の変奏曲の形をとりながら、1つの民謡が少しずつ変化しながら生まれ育っていく様子が描かれている。1970年には吹奏楽編曲版『吹奏楽のための木挽歌』も作られた。 == 作曲の経緯 == 1954年の音楽劇『破れわらじ』の素材をもとに書かれた。『破れわらじ』は佐賀県出身の劇作家三好十郎の台本によるラジオドラマで、三好十郎が小山に教えた九州民謡が使われている。『管弦楽のための木挽歌』では、その民謡の旋律を変奏主題として用いた。また、『破れわらじ』自体が「民謡の発生をさぐる」目的で作られたNHKの委嘱作品であり、それは『管弦楽のための木挽歌』の構想にも受け継がれることになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「管弦楽のための木挽歌」の詳細全文を読む
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