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箱根観光船[はこねかんこうせん]
箱根観光船(はこねかんこうせん)は、神奈川県箱根町の芦ノ湖で運航する観光船および運営会社の名称。海賊船風の船が就航している。運航上の愛称は箱根海賊船である。 == 歴史 == 開業当初、客船としては世界初の双胴船を運航している伊豆箱根鉄道に対して苦戦していたが、アメリカのディズニーランドを視察した社長のアイデアにより、海賊船の導入を決定、1630年代のフランス船「セント・フィリップス号」をモデルとした「パイオニア号」を日立造船に発注、1964年7月に就航したパイオニア号は子どもたちの圧倒的な人気を得た。1980年には17世紀のイギリス戦列艦「ソブリン・オブ・ザ・シーズ」をモデルとした「ビクトリア号」が完成、1987年には17世紀のフランス戦艦をモデルとした「ロワイヤル号」が、1991年にはスウェーデン船をモデルとした「バーサ号」が完成した。2007年にはヴィクトリーをモデルとしたビクトリー号、2013年にはフランス戦列艦ロワイヤル・ルイをモデルとしたロワイヤルII号が就役している。 2007年5月10日、関東の観光船ではじめてグリーン経営認証を取得した〔「グリーン経営認証を更新いたしました。」(箱根観光船株式会社ホームページ) 〕。 2013年の輸送人員は約182万人で、一般客が約135万人、団体客が約47万人となっている。また1990年代には約7万〜8万人だった外国人客が約36万人に増加している。外国人客は台湾、タイの順に多く、近年はイスラム諸国からの客が増加している〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「箱根観光船」の詳細全文を読む
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