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箱根風雲録[はこねふううんろく]
『箱根風雲録』(はこねふううんろく)は、1952年(昭和27年)3月14日公開の日本映画である。新星映画社・前進座製作、北星映画配給。監督は山本薩夫。モノクロ、スタンダード、137分。 原作はタカクラ・テルの小説『ハコネ用水』(理論社、1951年)〔『日本映画作品全集』、キネマ旬報社、1973年、p.203〕で、幕府に幾度も妨害を受けながらも箱根用水を建設した農民と民衆の物語である。戦前から映画会社と提携して映画を製作してきた前進座の戦後第2作目。 ==あらすじ== 徳川家綱の時代の寛文年間、駿河国深良村一帯の村々は水不足に苦しんでいた。江戸の商人・友野与右衛門は、大庭源之丞の提案を受けて、湖尻峠にトンネルを掘り、芦ノ湖の水を引き込む箱根用水の掘削工事に着工。商人と農民が協力する大工事は家綱の威光を失わせ、幕府はさまざまな妨害を加える。与右衛門は幾たびも捕えられるが、ついに箱根用水は完成。しかし、与右衛門は幕府の凶刃に倒れてしまう。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「箱根風雲録」の詳細全文を読む
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