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箸 : ウィキペディア日本語版
箸[はし]

(はし)は、東アジア地域を中心に広く用いられる食器道具の一種で、二本一対になった棒状のものを片手で持ち、ものを挟んで移動させるために用いる。多くの場合、などの器にある料理を掴んで別の皿や自分の口に持って行くために用いられ、食器の一種に位置づけられる。材質には各種の金属プラスチック象牙などがあり、中を傷つけないように表面をていねいに削るか、合成樹脂などでコーティングしてある。
現代日本では食事中に食べ物を移動する目的で使用する食器として、フォークスプーンなどと並んで非常に広く用いられる。また、最近では宇宙飛行士宇宙での食事の際に食べ物をしっかりと持つことができるので活用されている。
== 主な特徴 ==
箸は、材質や形状などに様々なバリエーションがあるが、同じ長さの2本の棒状のものが1組になっている点はほぼ全ての箸に共通している。多くの場合、模様や装飾の類も左右対称または合わせて一つの模様になるよう2本に同じ物が施されている。
また、箸には通常「先」がある。基本的に棒のどちらか一端のみが食べ物に接触することが前提となっている。これは棒の一端が細くなっていること、装飾などがないこと、などによって見分けられる。但し祝箸の様に先が両端に存在する物もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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