|
箸置き(はしおき、英語:''Chopstick rest'')は、卓上で箸を受けるための小物〔意匠分類定義カード(C5) 特許庁〕。箸が転がり落ちるのを防ぐために用いる。箸枕、箸休めともいわれる。 == 用途 == 食事を用意するときに箸が食品に触れる側をのせておき、食事中または食事を終えたときに用いる。箸置きがない状態でそのまま箸をテーブルに置くと箸先がテーブルの表面に触れることとなり、不潔であるため、それを避けるために用いる。箸を食事に使用した後、箸先についた食べかすがテーブルに触れて汚すのを避ける役割がある。 箸置きは和食の場合は箸が横方向に箸先が左手側となるように置く。なお中国、ベトナムなどでは箸が縦方向に箸先が向かい側となるように置く。 スプーンと箸を共用する国では箸と匙両方を載せるタイプの匙箸置きも使われ、韓国ではスジョパッチム(수저받침)と呼ばれている。 == 材質と形態 == 主にレストランや料亭で見られる。家庭でも使用される。材質はガラス、木、磁器、陶器が多く、石製もある。形状は様々であるが、細長くて中央がややくぼんだ枕のような形状が基本である。植物や魚類などをかたどった意匠のものも多い。 なお、割り箸の場合に箸の包装紙を折って即席の箸置きを作る例もあり、箸置き以外の折り紙も含めて「箸袋折り紙」として書籍化もされている〔アエパパ 『おとなの箸袋おりがみ』 主婦の友社 (2007/12). ISBN 978-4072582244〕〔山口真 『箸袋で箸置き。 : 超ウケる大人の折り紙』, PHP研究所 (2008/11). ISBN 978-4569703633〕〔しがり朗 『おとなの箸袋おりがみ おかわり―超ウケる!』 主婦の友社 (2009/2). ISBN 978-4072645260, YouTube 「しがり朗の箸袋おりがみチャンネル」 〕〔箸袋から箸置きを折るビデオ 〕〔箸袋で作る箸置き 〕〔箸置きエビフライ♪ 〕〔小林一夫, 『役立つ彩る 暮らしの折り紙』, 高橋書店 (2000/11), p. 57. ISBN 978-4-471-12313-0〕〔知っておきたい食事の知識 箸のお話1 , 株式会社シマヤ.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「箸置き」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|