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篩 : ウィキペディア日本語版
篩[ふるい]

ふるい(篩、sieve)とは、紛粒状の固体混合物から、その粒径やその他の物理的性質によって、特定の紛粒状固体を選別する機器の総称。一般には網状になっている。本来は粗い目のものを「通し」、細かい目のものを「ふるい」というが、混用されており厳密に区別することも困難とされる〔日本民具学会 『日本民具辞典』ぎょうせい p.390 1997年〕。香川県の方言ではけんどといわれる。
== 概略 ==
おもに粒状のものを入れてゆり動かし、粒の大小によって選択、分離するための道具である。網ふるいが代表的であり、粒度によって網目の大きさを調整することが多い。民具としては、世界的にみられる。日本ではアケビの蔓(つる)、馬毛、綿などが用いられてきた〔。
網目ではなく、直径のそろった円い穴を多数あけたタイプのものもある。用途に応じて、蓋付きのもの、相似形の受けをともなうものなどがあり、今日では電動ふるいも多く使用されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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