翻訳と辞書 |
米川良夫[よねかわ りょうふ] 米川 良夫(よねかわ りょうふ、1931年7月19日 - 2006年4月27日)は、日本のイタリア文学者・翻訳家。國學院大學名誉教授。 ==人物== ロシア文学者米川正夫の五男として東京に生まれる。名前が「よしお」ではなく「りょうふ」なのは、父正夫が当時レフ・トルストイの全集を翻訳していたことに因む〔米川正夫『鈍・根・才 米川正夫自伝』p.176(日本図書センター、1997年)〕(ロシア語の(レフ)は(リョーフ)とも発音されるため)。早稲田大学仏文科在学中、学生運動に熱中したため、卒業後、母の発議によりフランスに遊学〔米川正夫『鈍・根・才 米川正夫自伝』p.245(日本図書センター、1997年)〕。パリで2年あまり仏語仏文学を学んでいたが、第二外国語として研究していたイタリア語に惹かれるに至り、ローマに移って伊文学を研究、伊文学者となった。訳書にイタロ・カルヴィーノ『木のぼり男爵』、チェーザレ・パヴェーゼ『月とかがり火』などがある。 2006年4月27日に肺癌のため死去した。享年71。 三兄の米川哲夫はロシア文学者・ロシア近代史家、四兄の米川和夫はロシア文学者・ポーランド文学者。 叔母の米川文子は箏曲家(生田流)、人間国宝。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「米川良夫」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|