翻訳と辞書 |
粗品[そしな, そひん]
粗品(そしな、そひん)とは、他人に贈呈する品物の謙遜した呼び方である。粗末な品物という意味で用いられることもある。 ただし商業的な宣伝活動の一種として、来店や商品の購入、契約などのお礼として贈呈される品物のことを指すこともあり、日常的には主に商用目的におけるお礼の品物として解される。 ==概要== 粗品は前述の通り、贈り物をする際の謙譲語として、自分の贈り物は大層なものではない(故に「この贈り物に対して貴方は余り気負う必要は無い」という意味を含む)という表現である。特に粗品と表現される場合は、後述するように日用品の内でも消耗品など、それほど高価ではない(しかし誰にとっても利用価値はある)贈り物が主であり、一種の挨拶的な意味合いで贈られるものである。 熨斗紙や化粧箱に包まれ、熨斗紙には「粗品」または「御挨拶」と明記されることも多い。また商業的には店名、社名、商品名などが記されていることもあり、試供品を兼ねて配布されることもある。 こういった贈り物は、面識の無い相手に自身を紹介するためのものとして、例えば引越しのご近所まわりの場合、水引は「繰り返し」の意味(「末永くよろしくお願いします」の意)を内包する紅白の蝶結びが使われる〔『あたらしい家庭の冠婚葬祭』出版:新日本法規・ISBN 4-7882-0074-0〕が、簡略的なものでは特に意識されない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「粗品」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|