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粗糠 : ウィキペディア日本語版
籾殻[もみがら]

籾殻(もみがら)とは、(籾米)の最も外側にある皮の部分のこと。粗糠(あらぬか)、磨糠(すりぬか)、籾糠(もみぬか)、また単に(もみ)ともいわれる。
正常に成長し十分成熟したイネは、その穂の部分に籾をこしらえる。籾殻は籾の内容物を外部から保護する役割を担っている。人は稲刈り後、脱穀籾摺りの過程を経て、玄米を得ることができる。
調製作業で発生するこの籾殻は、昔より燻(くんたん)として有効利用されてきた。燻炭は土壌改良剤として役立つ。燻炭を作るのは手間のかかる作業であるため、単に焼却処分されることも実際には多い。また、籾殻を田んぼに鋤込んで肥料として用いることがあるが、自然腐蝕しにくいので注意が要る。
近年は籾殻ボイラーや、籾殻を加熱圧縮した固形燃料の「モミガライト」など、燃料としての活用が図られている。
ca:Espícula#Glumel·les


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「籾殻」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chaff 」があります。



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