翻訳と辞書
Words near each other
・ 粘度指数
・ 粘度比重定数
・ 粘度法則
・ 粘度測定法
・ 粘度計
・ 粘弾性
・ 粘弾性体
・ 粘弾性模型
・ 粘弾性物質
・ 粘性
粘性係数
・ 粘性変態
・ 粘性流
・ 粘性流体
・ 粘性率
・ 粘性箔
・ 粘性胞子
・ 粘性解
・ 粘性金箔
・ 粘板岩


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

粘性係数 : ウィキペディア日本語版
粘度[ねんど]

粘度(ねんど、)は、物質のねばりの度合である。粘性率粘性係数、または(動粘度と区別する際には) 絶対粘度とも呼ぶ。一般には流体が持つ性質とされるが、粘弾性などの性質を持つ固体でも用いられる。
量記号にはμまたはηが用いられる。SI単位はPa·s(パスカル秒)である。CGS単位系ではP(ポアズ)が用いられた。cm/s = 10m/s = 1 St(ストークス)も使われる(即ち、1 mm/s = 1 cSt(センチストークス))。工業的にはセイボルト秒も使われる。
== 定義 ==
粘性のある物体を面積 ''S'' 、間隔を''h'' にした2枚の平板間にはさみ、平板を相対速度 ''U'' で平行に動かすと、動いている方向と反対方向に剪断応力(摩擦応力ともいう) τが発生する。物体と板の間に発生する力を''F'' と置くと、''F'' は相対速度''U'' と間隔''h'' の逆数に比例し、
:\tau = \frac = \mu \frac
と表現される。この比例係数μが粘度である。
もう少し一般化して記述する。面と垂直方向に''y'' 軸を取り、面と平行方向の流体の速度を''U'' と置くと、剪断応力τは単位時間当りの剪断変形率に比例する。すなわち
:\tau=\mu \frac
と表現される。これをニュートンの流体摩擦法則という。
通常、粘度μは外力に対して一定値であり、このような性質及び物質をニュートン流体と呼ぶ。μがせん断変形率に依存する物質を非ニュートン流体と呼ぶ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「粘度」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Viscosity 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.