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北精進ケ滝[きたしょうじがたき]
北精進ヶ滝(きたしょうじがたき)は山梨県北杜市の南アルプス国立公園にある滝。山を隔てた南精進ヶ滝と区別するために北精進ヶ滝と呼ばれるが、元来は精進ヶ滝といえば当滝を指した。日本の滝百選の一つ。 == 概要 == 富士川水系大武川の支流石空川(いしうとろがわ)にかかり、標高1,400m付近から数段にわたり落下する。落差の総計は121mとも180mとも推定され、鳳凰山山域中で最大である。付近を糸魚川静岡構造線が走り、閃雲花崗岩の露出した断崖を流下して行く。直下には後述の九段の滝があり、さらに下流にも一の滝、二の滝、三の滝等複数の滝が続いており、石空川渓谷と呼ばれている。渓谷に沿って、遊歩道が整備されている。 鳳凰山を信仰する行者が大武川を遡行する経路を通る場合、この滝で斎戒沐浴する事からその名がついた〔甲斐国志〕。また精進は障子に通じ、大岩壁を表す意味もある。実際、滝の右岸側には花崗岩の大岩壁がそば立つ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北精進ケ滝」の詳細全文を読む
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