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ショウリョウバッタ
ショウリョウバッタ(精霊蝗虫) ''Acrida cinerea'' は、バッタ目・バッタ科に分類される昆虫の一種。日本に分布するバッタの中では最大種で、斜め上に尖った頭部が特徴である。別名ショウジョウバッタ。 本種が属するショウリョウバッタ属 ''Acrida'' はバッタ科 Acrididae のタイプ属。 == 特徴 == オスの成虫は体長5cm前後で細身だが、メスの成虫は体長8-9cm、全長(触角の先端から伸ばした後脚の先端まで)は14-18cmほどにも達し、オスよりも体つきががっしりしている。メスは日本に分布するバッタでは最大で、オスとメスの大きさが極端に違うのも特徴である。 頭部が円錐形で斜め上に尖り、その尖った先端に細い紡錘形の触角が2本つく。他のバッタに比べると前後に細長いスマートな体型をしている。体色は周囲の環境に擬態した緑色が多いが、茶褐色の個体も見られる。また、オス成虫には目立った模様がないが、メス成虫は体側を貫くように黒白の縦帯模様が入ることが多い。 幼虫は成虫とよく似るが、幼虫には翅がない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ショウリョウバッタ」の詳細全文を読む
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