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糖化菌(とうかきん)とは、枯草菌やその亜種である納豆菌などの、糖化作用を持つ細菌群の俗称。偏性好気性の有胞子性桿菌であり、芽胞を形成しているので、熱・酸・アルカリに対しての抵抗性がある。 == 乳酸菌との関係 == 糖化菌はアミラーゼを産生し、デンプンを糖へ分解する。そのためデンプンを分解できない乳酸菌の増殖を促進する働きがある。デンプンを主体とした栄養成分で構成される液体(培地)で乳酸菌を単独培養した場合、乳酸菌は10倍程度しか増殖しないが、乳酸菌と糖化菌を混合培養することで乳酸菌は培養後約100倍程度に増殖し、両菌の間に共生関係が成立していることが証明されている。これは日本酒の製造におけるコウジカビと酵母の関係と同様である。 参考文献 G Seo et al.: Microbios Letters. 40. 151-160. 1989) 瀬尾元一郎他:医薬の門,31.202.1993 瀬尾元一郎他:医薬の門. 33.156.1993 立川高裕他:感染症学雑誌,72,1300.1998 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「糖化菌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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