翻訳と辞書
Words near each other
・ 紀三井寺駅
・ 紀三井山金剛宝寺護国院
・ 紀久子女王
・ 紀之
・ 紀事本末体
・ 紀今守
・ 紀伊
・ 紀伊 (列車)
・ 紀伊 (戦艦)
・ 紀伊さつき
紀伊の国
・ 紀伊・摂津地震
・ 紀伊中ノ島駅
・ 紀伊井田駅
・ 紀伊佐野駅
・ 紀伊修平
・ 紀伊内原駅
・ 紀伊勝浦温泉
・ 紀伊勝浦郵便局
・ 紀伊勝浦駅


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

紀伊の国 : ウィキペディア日本語版
紀伊国[きいのくに]

紀伊国(きいのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。南海道に属する。
== 「紀伊」の名称と由来 ==
7世紀に成立した当初は、木国(現代の標準語共通語表記:きのくに)であった。名称の由来として、雨が多く森林が生い茂っている様相から「木国」と命名された、という説がある。また、今の和歌山県北部が、有力豪族である紀氏が支配していた地域であるから「紀の国」というようになった、という説もある。実際に、律令制以前の紀伊国は紀伊国造の領土のみであり、熊野国造の領土(牟婁郡)を含まなかった。
和銅6年(713年)に「雅字(良い文字の意)二文字で国名を表すように」との勅令が出された時、紀伊国と表記するようになった。現代の近畿方言では「木」(き)、「目」(め)、「手」(て)のように、標準語・共通語における1拍語を母音を変化させて2拍語にする例が見られるが、木国も同様、もともと当地の発音で「きのくに」だったため当て字して「紀伊国」とした、とする説がある〔(名古屋女子大学)〕。逆に、「紀伊国」と書きながら「伊」は黙字で、後に「きいのくに」と読まれるようになった、とする説もある〔紀伊國屋文左衛門紀伊國屋書店のように、後世においても「伊」を読まない例がある。〕。ただし、奈良時代の日本語の発音は不明の点も多く、はっきりしない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「紀伊国」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kii Province 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.