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紀元2600年記念日本万国博覧会 : ウィキペディア日本語版 | 紀元2600年記念日本万国博覧会[きげんにせんろっぴゃくねんきねん にほんばんこくはくらんかい]
紀元2600年記念日本万国博覧会(きげんにせんろっぴゃくねんきねん にほんばんこくはくらんかい)は、1940年(昭和15年)に日本の東京市(当時)で開催予定であった国際博覧会である。しかし、日中戦争の激化にともなう資材の欠乏など、諸般の事情により中止された。 == 概要 == 1940年(皇紀2600年)は、神武天皇が紀元前660年に初代の天皇に即位して2600周年の節目の年であるとして、紀元2600年を祝賀する行事のほか、様々な国際的イベントも招致された。オリンピックも夏季が東京市(現・東京都区部)で、冬季が札幌市で開催されることが決定しており、万国博覧会も東京市の月島の4号埋立地(現在の晴海)をメイン会場として開催されることが決定していた。 開催期間は3月15日から8月31日までの170日間を予定しており、総動員4500万人を見込むなど、国家的イベントになるはずであった。勝鬨橋は博覧会開催のための整備の一環で造られた。しかし日中戦争が激化したため、軍部の反対および参加国の減少が確実になったことなどで、1938年に中止が決定して幻となった。
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