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紀元前370年は、ローマ暦の年である。当時は、「カピトリヌス、メドゥリヌス、プラエテクスタトゥス、コルネリウス、ウォルスス、ポプリコラが護民官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元384年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前370年と表記されるのが一般的となった。 == できごと == === ギリシア === * アゲシラオス2世に率いられたスパルタ軍が、アルカディアに侵攻。アルカディアは、当初アテナイを頼ろうとしたが聞き入れられず、テーバイに助けを求めた。テーバイのエパメイノンダスが援軍を率いて到着し、スパルタ軍が既に撤退し始めているのを見て取ると、追撃を行なった。 * テーバイの支援を得て、アルカディアは中心都市メガロポリス (Megalopolis) を完成させ、1万人の市民総会と、50人の評議会を設けて民主政が確立された。 * テッサリアをギリシア有数の勢力に押し上げたタゴス(支配者) (tagus) であったフェライのイアソン (Jason of Pherae) が死去した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紀元前370年」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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