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紀元前412年[きげんぜん412ねん]
紀元前412年は、ローマ暦の年である。当時は、「アンブストゥスとパキルスが共和政ローマ執政官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元342年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前412年と表記されるのが一般的となった。 == できごと ==
=== ペルシア帝国 ===
* ダレイオス2世治下のアケメネス朝ペルシア帝国は、紀元前449年以来アテナイの支配下にあった小アジア各地のギリシア植民都市に、都市間の紛争を起こさせ、支配権を奪還することを画策した。小アジアのサトラップ(太守)であったティッサフェルネスとファルナバゾスは、通常以上の朝貢を集めるよう命じられた。 * スパルタは、低地アジア(Lower Asia、小アジア西部)のペルシア帝国の太守(サルディス太守)であったファルナバゾスと相互援助協定を結んだ。このミレトス条約によってペルシアは、ペロポネソス同盟艦隊の船員への賃金支払いを条件に、小アジア西部における完全な自由を手にした。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紀元前412年」の詳細全文を読む
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