|
紀和 鏡(きわ きょう、女性、1945年10月23日 - )は、日本の小説家、推理作家。本名は中上かすみ(旧姓、山口)。作家、中上健次の妻〔和歌山県新宮市 委員長挨拶 〕。 東京都生まれ〔首塚巡礼花魁道中/紀和 鏡 - 本:hontoネットストア 〕。二階堂高等学校卒業。同人雑誌『文藝首都』に属し、中上健次と知り合い、柄谷行人・冥王まさ子夫妻の媒酌で結婚した〔新宮市観光協会 - 中上健次と熊野大学 〕。1985年、『Aの霊異記』で小説家デビューを果たす〔夢熊野 / 紀和 鏡【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア 〕。伝奇小説を数多く執筆する。1992年の中上の死後は本名・中上かすみとしても登場することがある。 1988年から1994年まで、現代書館の雑誌『マージナル』の編集委員を務める〔マージナル一覧 | 現代書館 〕。 長女は作家の中上紀〔『夢熊野』(長編歴史小説) - みどころ紀州路 - きのくに風景讃歌 〕、次女は陶芸家で作家の中上菜穂。筆名は「気は狂」から中上健次が命名した。 == 作品リスト == *鬼神伝説 伝奇ロマン (講談社ノベルス、1985年) *Aの霊異記 (講談社、1985年) *幻花伝双神の門 (実業之日本社(ジョイ・ノベルス)、1986年) *邪星記 曼陀羅の砦 (徳間書店(トクマノベルズ)、1986年) *邪星記 弥勒の船 (徳間書店(トクマノベルズ)、1987年) *聖鬼伝1 摩族たちの祝祭 (実業之日本社(ジョイ・ノベルス)、1987年) *聖鬼伝2 殺戮者たちの夜 (実業之日本社(ジョイ・ノベルス)、1987年) *星乃国邪神伝説 (講談社ノベルス、1987年) *狙われたオリンピック (集英社文庫、1987年) *万葉殺人紀行 (祥伝社(ノン・ポシェット)、1987年) *薪能殺人舞台 (祥伝社(ノン・ポシェット)、1987年) *諏訪龍神伝説 (講談社ノベルス、1987年) *白の霊異記 (講談社、1988年) *時の蛇—新雨月物語 (実業之日本社、1988年) *黄金迷宮 (徳間書店(トクマノベルズ)、1988年) *エメルダの天使 (集英社文庫、1988年) *呪文の惑星 (大陸書房、1989年) *秩父夜祭り殺人囃子 (中央公論社、1989年) *エンジェルの館 (集英社文庫、1989年) *夢のアマルー (徳間書店(トクマノベルズ)、1989年) *あのこをさがす旅 (理論社、1990年) *鳥人記 1-3 (大陸書房、1990年-1991年) *国境のない地図 (徳間書店、1991年) *首塚巡礼花魁道中 (現代書館、1998年) *夢熊野 (集英社、2002年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紀和鏡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|