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紀宇美[き の うみ] 紀 宇美(き の うみ、生年不詳 - 天平勝宝5年10月5日(753年11月4日))は、飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族。大納言・紀麻呂の子。官位は従四位下・左衛士督〔『続日本紀』宝亀11年3月22日条〕。 == 経歴 == 神亀3年(726年)正六位上から従五位下に叙爵。天平10年(738年)5月右少弁の官職にあった際、伊勢大神宮へ神宝を奉献し、同年閏7月右中弁に昇進する。天平11年(739年)従五位上。聖武朝末に急速に昇進し、天平17年(745年)正五位下、天平19年(747年)正五位上、天平20年(748年)従四位下に叙せられた。またこの間に、讃岐守・左衛士督などを務めている。 天平勝宝5年(753年)10月5日卒去。最終官位は散位従四位下。聖武・孝謙の2朝に仕えた。
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