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紅梅地区再開発ビル : ウィキペディア日本語版
ココリ

ココリ(KoKori)は山梨県甲府市丸の内にある高層複合商業ビルである。
なお、竣工前のビル全体の名称は『紅梅地区再開発ビル』であり、『ココリ』は低層階の商業施設(テナント)部分の名称を公募で決定したものである(後述)。高層の居住部分は『ライオンズタワー甲府』、中層は『山梨県立宝石美術専門学校』となっているが、便宜上当項目では商業施設の名前を使用し商業施設および住居部分について説明する。
== 概要 ==

甲府駅南口にある丸の内地区(旧・紅梅地区)には岡島百貨店山交百貨店をはじめ、いくつもの商店街が軒を連ねるなど県内最大の繁華街として栄えている。県内大手スーパーマーケットであるオギノ1991年に旧本社施設を改修しファッションモール『パセオ』として当地区で運営していた。
しかしバブル景気が終焉したことによる不況に加え、郊外にショッピングセンターが次々と開業したことにより丸の内地区の店舗は打撃を受け、同地域にある甲府西武トポスは撤退、商店街もシャッター通り化した。改修したばかりのパセオも例外ではなく、入居していた店舗が次々と郊外へ転出していくなど業績は悪化の一途をたどっていた。
これに対し市街地の活性化を図りたい甲府市役所や甲府商工会議所側とパセオを再開発し建て直しを行ないたいオギノ側で考えが一致し、パセオ跡地に共同で再開発ビル建設に着手することになった。
開発の事業主体は「甲府紅梅地区市街地再開発組合」。事業費約107億円のうち約47億円を国や県、市からの補助金から捻出した〔朝日新聞県内版、2010年10月23日付記事〕。なお、組合は2012年(平成24年)1月を以て解散し、現在は各運営会社・組織が管理を行なっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ココリ」の詳細全文を読む



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