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紅毛人 : ウィキペディア日本語版
紅毛[こうもう]

紅毛(こうもう)、または紅毛人は、主に17世紀から19世紀にかけ(日本では江戸時代)、日本、福建台湾東南アジア華僑華人社会などで使われた、白人(あるいはその一部・特定の国民)に対する呼称である。
閩南語(福建語)読み〔〔中国語方言字音データベース 潮州語「ang5mo5」、台湾語「ang5mo・5」(数字は声調)。〕を音写した / (アンモ、アンモー)は、現代では侮蔑語差別語とみなされることがある〔A Dictionary of Singlish and Singapore English: ang mo 〕。中国語では侮蔑の意味を強めた「紅毛屎」「紅毛鬼」「紅毛猴」「紅気鬼子」という表現もある。
== 日本 ==
江戸時代に、オランダ人イギリス人など淡い髪色の形質を持った人の多い北ヨーロッパ系民族を総称した。
濃い髪色の形質を持った人の多い南ヨーロッパ系(スペイン人ポルトガル人)の南蛮と対比して使われた。「南蛮」と同様、のちには西洋の文物を単に紅毛と呼ぶこともあった。
鎖国以後は、ほとんどの場合オランダ人を意味した。また南蛮同様、西洋一般に意味が広がることもあったが、オランダ由来の物品も南蛮と呼ばれることが多く、それに比しては「紅毛」はあまり広まらなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「紅毛」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ang mo 」があります。



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