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紅雲町珈琲屋こよみ : ウィキペディア日本語版
紅雲町珈琲屋こよみ[こううんちょうこーひーやこよみ]

紅雲町珈琲屋こよみ』(こううんちょうこーひーやこよみ)は、吉永南央による日本推理小説のシリーズである。
== 概要 ==
第1作「紅雲町のお草」は第43回オール讀物推理小説新人賞を受賞した〔吉永南央,ヨシナガナオ|東京創元社 〕。群馬県紅雲町という町で〔『その日まで』p.179に「県北の草津温泉の〜」という記述が、『名もなき花の』p.132に「北関東にあるこの街の〜」という記述がある。コーヒー豆と和食器を商う「小蔵屋(こくらや)」の店主、76歳の杉浦草(すぎうら そう)が町で起こる謎を解くシリーズで、「お草さんシリーズ」とも呼ばれる。著者の吉永はシリーズ化を予定していなかったが、76歳の老婦人が主人公という設定にほれ込んだ編集者の熱意により、連作として書き続けられることになった。単行本・文庫本ともに表紙イラストは、イラストレーター・絵本作家の杉田比呂美が務める。発行部数は2012年12月時点でシリーズ累計30万部。
2015年4月29日に、NHK総合で特集ドラマとして富司純子主演でテレビドラマ化された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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