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弦理論[げんりろん] 弦理論(げんりろん、)は、粒子を0次元の点ではなく1次元の弦として扱う理論、仮説のこと。ひも理論、ストリング理論とも呼ばれる。 == 概要 == 1970年に南部陽一郎、レオナルド・サスキンド 、ホルガー・ベック・ニールセン () 〔夏梅誠『超ひも理論への招待』日経BP社 p168〕が独立に発表したハドロンに関する理論によって登場したものの、量子色力学にその座を譲った。しかし、1984年にマイケル・グリーンとジョン・シュワルツ () が発表した超対称性及び、カルツァ=クライン理論を取り入れた超弦理論 (superstring theory)によって、再び表舞台に現れた。4つの基本相互作用を統一する試みとして注目されている。 最近では、超弦理論やM理論を含む広い意味で「弦理論 (string theory)」と呼ぶことも多い〔Dブレーン登場以降の代表的な教科書のタイトルは "String Theory, vol. I, II" (J. Polchinski)、"A First Course in String Theory" (B. Zwiebach) のように単に "String Theory" となっている。〕が、ここでは超対称性を持たないボゾン弦 (bosonic string) について記述する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弦理論」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 String theory 」があります。
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