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シナノキ
シナノキ(科の木、級の木、榀の木、)は新エングラー体系やクロンキスト体系ではシナノキ科、APG体系ではアオイ科シナノキ属の落葉高木。日本特産種である。 長野県の古名である信濃は、古くは「科野」と記したが、シナノキを多く産出したからだともいわれている。 == 特徴 == 九州から北海道までの山地に分布する。幹の直径は1m、樹高は20m以上になる。樹皮は暗褐色で表面は薄い鱗片状で縦に浅く裂けやすい。 葉は互生し、長さ6-9cm、幅5-6cmで先のとがった左右非対称の心型。周囲には鋸状歯がある。春には鮮やかな緑色をしているが、秋には黄色に紅葉する。 初夏に淡黄色の小さな花をつける。花は集散花序で花柄が分枝して下に垂れ下がる。花序の柄には苞葉をつける。果実はほぼ球形で、秋になって熟すと花序とともに落ちる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シナノキ」の詳細全文を読む
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