翻訳と辞書
Words near each other
・ 素人芝居
・ 素人芸
・ 素人連
・ 素人離れ
・ 素人鰻
・ 素体
・ 素体 (数学)
・ 素元
・ 素元分解整域
・ 素出力条件
素励起
・ 素反応
・ 素問
・ 素嚢
・ 素嚢乳
・ 素嚢腺
・ 素因
・ 素因-ストレスモデル
・ 素因、疾病素質
・ 素因、素質


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

素励起 : ウィキペディア日本語版
素励起[それいき]

素励起(それいき、)とは、量子力学における基本的な励起のこと。一般に、多体系励起状態は素励起の複合と考えることができる〔『物理学辞典』 培風館、1984年〕。
== 概要 ==
マクロな物質の物性とは、与えられた摂動(外場、外力)に対する応答、つまり摂動による励起のことである。
統計力学によると、この励起は最低エネルギー状態からの秩序の乱れであり、乱れの程度はエントロピーで表される。
ここでこの乱れが小さいと仮定する。
するとこの乱れはさまざまな波長、周波数の乱れの一次結合で表されるだろう。
一次結合が成り立つということは重ね合わせの原理なので、乱れは波動として扱える。
量子論によると波動と粒子には等価性であるため、乱れ(つまり励起)は「ある種の粒子の集団」として振る舞う。
この場合の「ある種の粒子」のことを素励起と呼ぶ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「素励起」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.