|
素嚢(嗉嚢、そのう)は消化管の一部分で、膨らんだ形状をしており、また管壁が厚くなっており、消化に先立って食べたものを一時的に貯蔵しておくための器官である。カタツムリなどの腹足綱、ミミズ、ヒル、昆虫、鳥類など、多くの動物に見られ、また恐竜にもあったと考えられている。 == 昆虫 == ハチの仲間では、花で吸った蜜を一時的に体内に蓄えておき、巣まで運ぶ。スズメバチでは、エサを素嚢にためておき、吐き戻しによって幼虫に与える。アリも同様であるが、素嚢を発達させ食料の貯蔵庫としての機能を果たす個体があるなど、個体毎の機能分化が見られる種もある (オオズアリ参照)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「素嚢」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|