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素女(そにょ)は、性愛と養生を司る道教の神女であり、玄女と共に古代中国の伝説の帝王・黄帝に男女交媾の房中術(性交の技巧)を教えた。後世にその房中術が古代中国の性書『素女経』や『素女方』などが伝えられる。また素女は音楽の才能も備えており、中国古典音楽の元祖と言及されることがある。 中国上古神話の四大美女(女媧・王母・素女・嫦娥)の一人。彼女の名前は「白衣の女」の意味である。 上述の素女とは異なる人物で、晋・宋時代の志怪小説集『捜神後記』の巻五「白水素女」でも出されている。幼いころ父母を失った働き者で礼儀正しく慎み深い青年が大きい法螺貝を見つけ、家に持ち帰る。その後青年が外で働き、家に帰ると食事の支度ができている。隣の人の親切だろうと礼を言うと、女房を貰って隠しているなんて、と言われてしまう。次の日、家を出た後で家の中を伺っていると少女が煮炊きを始める。その少女を問い詰めると、少女は自分が白水素女で天帝の命により家事をし青年を富ませようとしていたが、見つけられたので帰らなければならないと言い出て行ってしまう。その後青年は豊かに暮らす。 == 関連項目 == *房中術 *春宮画 *異類婚姻譚 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「素女」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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