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素粒子論 : ウィキペディア日本語版
素粒子物理学[そりゅうしぶつりがく]

素粒子物理学(そりゅうしぶつりがく、)は、物質の最も基本的な構成要素(素粒子)とその運動法則を研究対象とする物理学の一分野である。
大別して素粒子論(素粒子理論)と素粒子実験からなる。また実証主義還元主義に則って実験的に素粒子を研究する体系を高エネルギー物理学と呼ぶ。 粒子加速器を用い、高エネルギー粒子の衝突反応を観測することで、主に研究が進められることから、そう命名された。しかしながら、現在、実験で必要とされる衝突エネルギーはテラ電子ボルトの領域となり、加速器の規模が非常に大きくなってきている。将来的に建設が検討されている国際リニアコライダーも建設費用は一兆円程度になることが予想されている。また、近年においても、伝統的に非加速器による素粒子物理学の実験的研究が模索されている。
何をもって素粒子とするのかは時代とともに変化してきており、立場によっても違い得るが標準理論の枠組みにおいては、物質粒子として6種類のクォークと6種類のレプトン、力を媒介する粒子としてグルーオン光子ウィークボソン重力子(グラビトン)、さらにヒッグス粒子等が素粒子だと考えられている。超弦理論においては素粒子はすべてひもともいう)の振動として扱われる。
== 関連項目 ==

* クォーク
* 高エネルギー物理学



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「素粒子物理学」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Particle physics 」があります。



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