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紫外線硬化樹脂[しがいせんこうかじゅし]
紫外線硬化樹脂(しがいせんこうかじゅし)とは、紫外線の光エネルギーに反応して液体から固体に化学的に変化する合成樹脂。UV硬化樹脂やUVレジンとも略され、この樹脂を使用した印刷や塗装・コーティングは一般的に、紫外線硬化塗装と呼ばれている。 == 特長 == 紫外線の光エネルギーによって樹脂が僅か数秒で硬化するため、乾燥の為の時間が不要となり、効率良く製品が出来上がること、また、炎などの熱エネルギーを必要としないで、電気的に点滅自在な超高圧水銀灯や紫外線ランプ、紫外線LED等で得られる紫外線は二酸化炭素の排出が少ないので環境に優しい、等が挙げられる。欠点としては、複雑な形状の物に対しては、紫外線の光が適切に当たらないこと、また、顔料を含んだ樹脂の場合、紫外線の光が遮られるので厚みを作る事ができないこと等が挙げられる。 なお、紫外線自体は有害である為、紫外線硬化樹脂の施工時には保護めがねの着用が必須である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紫外線硬化樹脂」の詳細全文を読む
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