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終南 : ウィキペディア日本語版
終南浄寿[しゅうなん じょうじゅ]

終南浄寿(しゅうなん じょうじゅ、 宝永7年(1710年) – 明和4年 8月22日1767年))は、江戸時代中期の黄檗宗僧侶書家篆刻家である。
俗称は小島氏。法諱は浄寿、を天年、終南は法号で、他に介石と号した。 伊勢松阪の人。
==略伝==
小島息安の次男として生まれる。伊藤華岡の実弟で、この兄より書法を受けた。わずか9歳にて山代甘南備寺で得度し、享保14年(1729年)に南嶺元勲の法嗣となる。のちに洛北神光院萬福寺聖林院の住持となる。悟心元明とは親友でともに江戸に遊学し、に通じ書名を馳せた。洛東岡崎では介石庵を結び大典顕常大潮元晧木村蒹葭堂高芙蓉文人と交わった。
享年57。萬福寺万松崗に墓所がある。
印譜『巽斎捐因』や『終南悟心印譜』にその刻印が掲載されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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