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終末期古墳[しゅうまつきこふん] 終末期古墳(しゅうまつきこふん)は、古墳時代末から飛鳥時代にかけての7世紀頃の古墳を指す。森浩一によって最初に提唱された古墳の区分であり〔森浩一編『論集終末期古墳』1972年〕、この時代を古墳時代に含むとする考え方と含まないとする考え方がある。終末期古墳としては、千葉県栄町の龍角寺岩屋古墳や山武市の駄ノ塚古墳、奈良県明日香村のキトラ古墳や高松塚古墳などが、特に有名である。 == 概要 == 6世紀末には前方後円墳築造の時代が終焉を迎えるという大きな変化があり〔広瀬和雄編『前方後円墳の終焉』2010年〕、それ以降律令制に向かう段階で造営されたのが終末期古墳である。終末期古墳と認識されるようになるまでは、終末古墳、晩期古墳、飛鳥時代古墳などと呼ばれ、7世紀代の古墳の中でも特殊なものと捉えられていたが、高松塚古墳の調査を契機として終末期古墳として認識され始めた〔河上(2005年)6ページ〕〔斉藤(2004年)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「終末期古墳」の詳細全文を読む
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