翻訳と辞書
Words near each other
・ 経ヶ峯
・ 経ヶ峯伊達家墓所
・ 経ヶ峰公園
・ 経ヶ峰歴史公園
・ 経ヶ島
・ 経上がる
・ 経上皮電位
・ 経世
・ 経世会
・ 経世家
経世済民
・ 経世済民の男
・ 経世致用
・ 経世致用の学
・ 経世論
・ 経中心静脈栄養法
・ 経企庁
・ 経企庁長官
・ 経伝
・ 経伺


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

経世済民 : ウィキペディア日本語版
経世済民[けいせいさいみん]
經世濟民(けいせいさいみん、経世済民)は、中国古典に登場する語で、文字通りには、「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」の意。
略して「經濟」(経済)とも言うが、主として英語の「Economy」の訳語として使われている今日の「経済」とは異なり、本来はより広く政治統治行政全般を指示する語であった。以下「經世濟民」および「經濟」の本来の用法と、その変遷について扱う。
== 典拠 ==

中国・東晋葛洪の著作『抱朴子』内篇(地眞篇)には「經世濟俗」という語が現れ、經世濟民とほぼ同義で用いられている。時代がやや下り、隋代王通文中子』礼楽篇には、「皆有經濟之道、謂經世濟民」とあって、「經濟」が經世濟民の略語として用いられていたことがわかる。さらに後代の『晋書殷浩伝()、『宋史王安石伝論()などにも「經濟」が現れるが、以上はもちろん政治・統治・行政一般を意味する用法である〔『大漢和辞典』『字通』など。〕。清末、戊戌の政変後、従来のような儒教的教養によらず学識ある在野の有為な人材を登用するために新設された科挙の新科目「経済特科」も、この用法によるものである〔神田信夫「経済特科」『アジア歴史事典』平凡社。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「経世済民」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.