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経団連会館[けいだんれんかいかん]
経団連会館(けいだんれんかいかん)は、東京都千代田区大手町に所在する超高層ビルである。日本経済団体連合会の本部などが入居する。現在の経団連会館は、大手町地区の再開発事業により2009年に完成した。 == (旧)経団連会館 ==
1960年8月、経済団体連合会第2代会長の石坂泰三は「経団連会館」の建設を提唱。同年10月25日の第178回理事会で、会館の建設が正式決定した。建設地は千代田区大手町1-9-4の大蔵省印刷局跡の国有地が選定され、1963年2月に用地の払い下げが決定した。1964年6月20日に着工し、経団連の創立20周年に当たる1966年10月に竣工した。地下5階・地上18階、延床面積は約43,000㎡という建築規模は当時としては大がかりで、耐震診断を必要としないほどの構造耐力が持たされた。建物前面には池と噴水が置かれ、敷地内で車を回せる空間が設けられた。アルミ製のアーチ状の庇は外観上の特徴となった。適切な維持管理が評価され、1997年にはロングライフビル推進協会よりBELCA賞を受賞している〔「NIKKEN×OFFICE」展 (旧)経団連会館 (日建設計)〕〔経団連会館の沿革 〕。(旧)経団連会館は、後述の連鎖式再開発事業のため隣接するJAビル、日本経済新聞東京本社ビルとともに2009年に解体され、跡地には西隣の区画の公庫ビル・新公庫ビル・日本政策投資銀行ビルの機能を統合した大手町フィナンシャルシティが2012年に完成した〔大手町連鎖型市街地再生プロジェクト 事業の記録 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「経団連会館」の詳細全文を読む
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