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経済学の哲学[けいざいがくのてつがく] 経済学の哲学()または哲学と経済学()は、経済学における基礎的諸問題(存在論/認識論/方法論/価値論など)を扱う学際的分野。科学哲学、政治哲学、知識社会学等にまたがる。いわゆるマルクス経済学とは別物である。研究の観点は歴史/哲学/社会学等様々だが、一般的に、''実証的''分析(経済学者は何をやっているのか)に基づいて、何らかの''規範的''な提案(経済学はいかにあるべきか)がなされる、というパターンが見いだされる。 == 研究者 ==
*Anna Alexandrova (ミズーリ大学セントルイス校哲学部:科学モデル;幸福の測定) *Paul Anand (イギリス・オープン大学:意思決定論) *Erik Angner (アラバマ大学バーミンガム校哲学部:合理性/福祉概念;ハイエク) *Roger Backhouse (イギリス・バーミンガム大学経済学部:経済学史;方法論) *Sebastiano Bavetta (イタリア・パレルモ大学:厚生経済学) *Cristina Bicchieri (ペンシルベニア大学:合理的選択論;社会規範) *John Broome (オックスフォード大学:意思決定論;厚生経済学) *Ian Carter (イタリア・パヴィア大学:自由/権利/平等概念) *Nancy Cartwright (イギリス・LSE:科学哲学) *John Davis (アムステルダム大学:経済学における個人) *Keith Dowding (オーストラリア国立大学:合理的選択論) *Marc Fleurbaey (パリ・デカルト大学:厚生経済学) *Till Grüne-Yanoff (フィンランド・ヘルシンキ大学:意思決定理論) *Francesco Guala (イギリス・エクセター大学:実験経済学の方法論;実験哲学) *Wade Hands (アメリカ・ピューイットサウンド大学) *Dan Hausman (ウィスコンシン大学マディソン校) *Kevin Hoover (アメリカ・デューク大学:マクロ経済学史/マクロ経済学における因果関係論) *Serge Kolm (フランス社会科学高等研究所) *Tony Lawson (ケンブリッジ大学経済学部:ヘテロドックス経済学) *Donald MacKenzie (エディンバラ大学:金融の社会学的研究) *金子守 (筑波大学大学院システム情報工学研究科:ゲーム理論) *Philip Mirowski (アメリカ・ノートルダム大学:20世紀経済学史) *Philippe Mongin (フランス国立科学研究センター) *Mary Morgan (LSE経済史:科学モデル) *Ivan Moscati (イタリア・ブッコーニ大学:合理的選択論の歴史) *Uskali Mäki (ヘルシンキ大学:経済学における非現実的な想定;科学モデル;学際性) *Julian Reiss (オランダ・エラスムス大学、ロッテルダム) *Alex Rosenberg (デューク大学哲学部:科学哲学) *Don Ross (アラバマ大学バーミンガム校/ケープタウン大学:経済学と認知科学) *Aris Spanos (バージニア工科大学経済学部:確率/統計/エコノメトリックスの基礎) *Robert Sugden (イギリス・イースト・アングリア大学経済学部:合理的選択論;進化ゲーム理論;経済学モデル) *David Teira (スペイン放送大学:社会認識論;統計概念の歴史) *Martin van Hees (オランダ・グリューニンゲン大学:自由主義の基礎) *Jim Woodward (カリフォルニア工科大学:実験経済学の方法論;因果関係論) *Jesus Zamora Bonilla (スペイン放送大学:科学的知識の経済学)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「経済学の哲学」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Philosophy and economics 」があります。
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