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子午線(しごせん、〔英語のは「正午」を意味するラテン語のに由来する。〕)とは地球の赤道に直角に交差するように両極を結ぶ大円である。南北線(なんぼくせん)・南北圏(なんぼくけん)とも言う。同一経度の地点を結ぶ経線(けいせん、circles of longitude)と一致する。 子午線に対して直交するのが卯酉線(ぼうゆうせん)で、東西圏とも言う。これに対して同一緯度の地点を結ぶのが緯線である。 == 概説 == 子午線は南極点と北極点を結ぶ大円(地球において用いる場合は特に大圏ともいう。より正確には南北に若干扁平した楕円形状のほうが近い。)をこれら2点において二分する楕円弧となり、必ず南北に伸びる。同一の子午線上の各点の位置は同一の経度で与えられる。 「子午線」という語は、子の方角(北)から午の方角(南)に伸びる線(大圏)を指している。これは方角を十二支に当てはめるやり方からきている〔なお、夜の0時を「正子」、昼の12時を「正午」と言うのも、同じ起源である。〕。 なお、鉄器などの影響を全く受けない状態で磁石の針が指し示す線(大圏)を磁気子午線といい、これに対して両極を結ぶ本来の子午線は真の子午線と呼ばれる(両者には偏差を生じる)〔佐藤新一 『誰にもわかる地文航法』 海文堂出版、1958年、6頁及び9頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「子午線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Meridian (geography) 」があります。 スポンサード リンク
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