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経行[きんひん]
経行(きんひん、きょうぎょう、Skt:Cankramana、英:Walking Meditation)は、原意は、一定の場所を徒歩で往復することである。 2012年現在の禅宗では、坐禅に伴う足の痺れや眠気を取り除くため、坐禅と坐禅の間に行うとされている。 また、義浄によれば、経行には、病を取り除き、消化を助ける、健康促進の目的もあったとされる〔水野榕己「仏教と医学(2)「経行」仏教従事者が担う医学医療」(『曹洞宗総合研究センター学術大会紀要』12、2011年)より〕。 == 坐る瞑想としての経行 == 歩行瞑想としての経行とは別に、午後の坐る瞑想としての、「飲食経行」(diva-vihāra)の用法も仏典中に見受けられる〔畝部俊英著「『阿弥陀経』における「経行」について」(『真宗研究』47、真宗連合学会、2003年)〕。
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