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絎台[くけだい]
絎台(くけだい)は、裁縫で用布を絎(く)けるとき、用布がたるまないよう一方を張ることに用いる道具。かつては各家庭にふつうに見ることができたが、家庭内で裁縫をすることが少なくなってからは見かけることも少ない〔。なお、漢字の「絎」は「へり」や「ぬう」の意味を持つ〔。 == 構造 == 全体は2本の木製部品を組み合わせたL字型をしている。台座となるL字型の底辺部品は板状で、その一端から棒状の柱が垂直に伸びる。台座、柱ともに長さは概ね数10cm程度である。柱の頂部は針刺し(ピンクッション)が載せられるよう皿状になっているか、簡易なものでは綿と布で作られたタンポ状の針刺しが直接作り付けられている。皿状もしくはタンポ状の下あたりから絎糸が伸び、その先に安全かけ針が付けられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「絎台」の詳細全文を読む
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