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結城信一 : ウィキペディア日本語版
結城信一[ゆうき しんいち]

結城 信一(ゆうき しんいち、1916年3月6日 - 1984年10月26日)は、日本の作家である。
東京府生まれ。早稲田大学英文科卒。国際学友会日本語学校の教師を経て、1948年、「秋祭」で作家デビュー。以後、『早稲田文学』ほかの文芸雑誌、年に二作程度の短篇を発表する寡作で地味な作家だったが、1980年、老人と少女の交流を描いた「空の細道」で日本文学大賞受賞。没後の2000年、全3巻の全集が刊行された。アンソロジスト、エッセイストの結城信孝は息子。
==著書==
*青い水 緑地社, 1955
*螢草 創文社, 1958
*鶴の書 創文社, 1961
*鎮魂曲 創文社, 1967
*夜明けのランプ 創文社, 1968
*夜の鐘 講談社, 1971
*萩すすき 青娥書房, 1976
*文化祭 青娥書房, 1977
*作家のいろいろ 六興出版, 1979
*空の細道 河出書房新社, 1980
*石榴抄 新潮社, 1981
*不吉な港 新潮社, 1983
*犀星抄 日本古書通信社, 1996
*結城信一全集 全3巻 未知谷, 2000
*セザンヌの山 講談社文芸文庫, 2002
*結城信一 評論・随筆集成 未知谷, 2007
==翻訳==

*みずうみ・三色菫 テオドール・シュトルム 偕成社, 1962



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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