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結城 哲郎(ゆうき てつろう、1952年3月22日 - )は、元毎日放送(MBS)所属のアナウンサー。同局の元アナウンサー室長、元エクゼクティブアナウンサー。現在はGAORAへ出向している。 ==来歴・人物== 東京都出身。中央大学卒業後の1975年に、毎日放送へ入社した。同期入社のアナウンサーに、伊東正治(ラジオ局編成部長を経て現在はラジオ局プロデューサー)などがいる。 毎日放送への入社後は、甲子園球場からの阪神対巨人戦テレビ中継(同局制作、TBS系列全国ネット分)で年に1試合メイン実況を担当するなど、永きにわたってスポーツアナウンサーとして活躍。1995年にはオリックス、2003年には阪神のリーグ優勝の瞬間を、いずれもラジオ中継で実況している。また、2001年までは毎年12月中旬に行われるアメフト東西大学王座決定戦「毎日甲子園ボウル」のメイン実況、2008年までLPGA公式戦「ミズノクラシック」のメイン実況を務めてきた。ちなみに、息子の結城亮二も、現在はTVQ九州放送のスポーツアナウンサーである。 その一方で、MBSテレビでアナウンサー総出演番組『あどりぶランド』を放送していた時期には、スポーツ実況の経験から後の人気企画「何でも実況」を発案。2007年8月に開催された世界陸上大阪大会の開会式(長居陸上競技場)では、同局が地元局として大会の中継に携わった関係で、場内の日本語アナウンスを務めた(英語アナウンスの担当は後輩の河田直也)。 毎日放送の社内では、アナウンサー室次長兼アナウンサーセンター長を経て、2005年6月から野村啓司の後任でアナウンサー室長に就任。同局のスポーツアナウンサー(出身者)では初めてのケースでありながら、「偉くなっても(スポーツ中継の)現場で実況する」という目標を果たしつつ、2009年6月24日まで室長の職を務め上げた。在任中の2007年には、自身の結婚式の仲人を先輩アナウンサーの藤本永治(当時、結城の4代前のアナウンサー室長)が務めた経験から、「部下の仲人を務める」というもう一つの目標をスポーツアナウンサーの後輩・近藤亨の結婚式で実現させている。 なお、結城の後任には、アナウンサー室次長兼アナウンサーセンター長の高垣伸博(テレビ制作出身)が室長を兼務している。結城は、「エグゼクティブアナウンサー」として、アナウンス業務に再び専念。GAORA(毎日放送系列のCS放送)では、日本ハム戦や選抜高等学校野球大会などの野球中継で実況を続けている。ただし、MBSラジオのプロ野球中継では、2011年6月11日に『MBSタイガースライブ』で放送された西武対阪神(西武ドームでのプロ野球セ・パ交流戦)を最後に実況担当を退いた。 趣味は、バドミントン、フォークソングの鑑賞、ギターによるフォークソングの弾き語りなど。毎日放送では、後輩アナウンサー(近藤や西靖など)が参加するバドミントン部の部長や、フォークソングに関するラジオ番組のパーソナリティを務めた経験もある。 2011年6月23日付けで、系列のCS放送局GAORAへ出向〔毎日放送 結城哲郎アナウンサーのブログ「アフターファイブ」2011年6月21日付け更新分より 〕。2014年までは、北海道内での日本ハム一軍主管試合を中心に実況を担当していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「結城哲郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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