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結城忠正[ゆうき ただまさ]
結城 忠正(ゆうき ただまさ)は、戦国時代の武将。三好長慶、松永久秀に仕えたキリシタン武将である。 == 生涯 == 最初室町幕府の奉公衆であったが、三好長慶に仕え、その家宰の松永久秀に属した〔阿部猛『戦国人名事典』P812〕。当初は久秀の命令によりキリシタンを弾圧した。しかし永禄6年(1563年)、京都の町人・ディエゴとの宗論を機にキリスト教に関心を寄せ、日本人宣教師のロレンソ了斎に感化されて高山友照、清原枝賢らと共に受洗を受けた(『フロイス日本史』)。これは日本史上、畿内で最も古いキリシタン武将の誕生で、忠正は畿内のキリシタンの有力な庇護者となった〔。 三好長慶没後は松永久秀に従って三好三人衆と戦い、久秀が織田信長に通じると信長より大和国の柳生氏の調略を任されている(『柳生文書』)。 永禄11年(1568年)に信長が足利義昭を奉じて上洛した際には、久秀と共に信長に従った。 甥に小西行長、加藤清正、有馬晴信らに従い、同じくキリシタンになった結城弥平次がいる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「結城忠正」の詳細全文を読む
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