翻訳と辞書 |
結紮[けっさつ] 結紮(けっさつ、)は、医療においては、外科的処置の際に用いられる身体の一部や医療機器を縛って固定する技術のこと。字の意味は「むすび、からげる」ことであるが、医療においては特定の技術を示す。 但し外科的処置といえど、例えば挿入したドレーンや中心静脈カテーテルの固定には確実な結紮の技術が必要であり、内科系を含め全ての医師にとって基本的な手技の一つと言える。 == 概要 ==
結紮は手術中の縫合や止血、その他ベッドサイドでの処置も含めた種々の医療行為において必要とされる手技である。身体の一部(血管やその他、尿管など管腔構造を有する臓器が多い)、もしくはドレーンなどの医療機器を縫合糸で縛って固定するために用いられる。例えば手術中に血管を離断する場合は、ペアンなどの鉗子で血管を軸に垂直に把持して血流を遮断した上で鉗子から数mm離して結紮し、鉗子と結紮糸の間を離断することによって、出血させることなく安全に血管を離断することが可能である。(ターニケットと混同しないように注意。ターニケットは結び目で固定されないため、術者の意思でいつでも締めたり緩めたりすることが可能である。)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「結紮」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|