翻訳と辞書
Words near each other
・ 絨毛結節性滑膜炎
・ 絨毛羊膜炎
・ 絨毛腫
・ 絨毛腫瘍
・ 絨毛腺腫
・ 絨毛膜
・ 絨毛膜嚢
・ 絨毛膜循環、絨毛(膜)血行
・ 絨毛膜板
・ 絨毛膜絨毛
絨毛膜羊膜炎
・ 絨毛運動
・ 絨毛間腔
・ 絨毯
・ 絨毯爆撃
・ 絨緞
・ 絩
・ 絪
・ 絫
・ 絬


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

絨毛膜羊膜炎 : ウィキペディア日本語版
絨毛膜羊膜炎[じゅうもうまくようまくえん]
絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん、Chorioamnionitis CAM)とは、妊娠中に膣の常在菌が上行性感染を起こすことによって生じる炎症性疾患である。細菌感染の防御因子が炎症によって過剰反応することによって、頸管熟化、前期破水、子宮収縮を引き起こし、早産の原因となる。防御因子とはサイトカインや顆粒球エラスターゼ、プロスタグランジンなどであり、一部切迫早産のマーカーとして用いられる。

== 症状 ==
38度以上の母体発熱や100bpm以上の母体頻脈、180bpm以上の胎児頻脈、母体の白血球増加(15000/μl以上)と核の左方移動、CRP高値、顆粒球エラスターゼ(エラスペック)や胎児性フィブロネクチン(PTDチェック)の上昇、治療抵抗性の子宮収縮、羊水の膿性混濁、悪臭などがあげられる。基本的に胎児の感染兆候がみられたら妊娠継続は困難な場合が多い。これらの症状に切迫早産の症状が重なってくるのが典型であるが無症候性で突然切迫早産の症状をきたす絨毛膜羊膜炎も多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「絨毛膜羊膜炎」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.