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統一ソマリ会議[とういつそまりかいぎ]
統一ソマリ会議(United Somali Congress, USC)は、ソマリア内戦初期に有力だった軍閥の一つ。ソマリ族の5大氏族の一つハウィエが1989年に設立した。軍事的才能に優れた将軍モハメッド・ファッラ・アイディードに率いられて、第3代大統領のモハメド・シアド・バーレの追放に成功するが、その後は分裂。分裂後の闘争がソマリアの首都で行われたため、ソマリア内戦泥沼化の大きな原因の一つとなった。 ==背景== 1970年代のソマリアでは、第3代大統領のモハメド・シアド・バーレがオガデン戦争に失敗し、その後クーデター未遂とされる事件が数件起こった〔''ARR: Arab report and record'', (Economic Features, ltd.: 1978), p.602.〕。これらに与したとされる人物の多くが逮捕され、一部は海外に逃亡した。 1980年代の終わりになると、バーレ体制はかなりのほころびが目立つようになり、国中で氏族を中心とした軍閥が発生し、レジスタンス運動を始めた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「統一ソマリ会議」の詳細全文を読む
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